十六夜のフォルトゥーナ
少女たちと出会い、運命の輪はゆっくりと廻り始める。
前方には海、後方には山脈がそびえる五条町。
町と称しているが その実、村に毛が生えたようなもの。人口も5000人を超えているのか疑問の余地があった。
そんな町に訪れたのは、長らく放浪の旅に出ていた主人公・九条薫だった。
とある事情から家を飛び出し、日本各地を転々としていた。
しかし酷暑の昼下がり、五条町で一稼ぎ目論んでいた薫は、熱気にやられて倒れてしまう。
そんな薫に救いの手を差し伸べたのが、町のシスターである汐宮ルシアだった。
世話になったからには恩を返さないと気が済まない。 そんなチャンスを待って、薫はしばらく町に滞在することになった。
そんな中、後を追い掛けるように現れた薫のいとこ・九条乙女。
そして不思議な双子・冬月小菜、時雨との出会い。
薫は、ずっと探し求めていた。
生まれて初めて手にした自由の使い方を。 縛られた運命から開放されるための答えを。
降り掛かる偶然の数々は、運命の女神の仕業なのか。 それとも――

Areas~空に映すキミとのセカイ~ 初回版
(C) Lapislazuli
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| 2013.11発売 | 01:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑