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義妹だからできること、妹じゃないとダメなこと。



「赤の他人との兄妹ごっこ。それならガマンする必要もないですよね」

出逢ったばかりの少女が、屈託のない笑顔を浮かべながら朗らかに言う。
まるで、気心の知れた友人同士が交わす、学校帰りの道草に誘うような気安さで。
お気に入りの詩集を読み上げるように、少女は可憐な仕草のまま、僕を誘う。

実の妹に恋した僕に向かって。  実の妹に欲情するような僕に対して。
決して他人にバレてはいけないはずの、僕の秘密を知る少女は、蜜のような脅迫を仄めかす。

「本当の妹にはできないこと、わたしがしてあげます」

そうして、その日。僕は彼女を組み敷いた。
たった一度だけの過ち。  ほんの一回だけの妥協。  ほんの一時だけの馴れ合い。
それで、僕たちの関係は終わるはずだった。  それで、僕たちは他人同士に戻るはずだった。
だけど。 その時の僕は、知る由もなかった。

「あらためてよろしくお願いしますね。お義兄さん」

一期一会だと思った少女が、まさか僕の義妹になるなんて───

これは、妹に恋するダメな僕と。 僕に懐きすぎる困った義妹と。 そんな僕らの関係に、ヤキモキする普通の妹の物語。

きっと、それだけのはず。 たぶん。



体験版(Holyseal ~聖封~)
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。 通常版

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| 2013.06発売 | 01:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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